前の会社に勤めていた頃というのは、毎日が非日常みたいなところがあった。
会社ではいつもが綱渡りのような状況で、連休なんかがやってくると、反動でそれこそ特別な過ごし方をしないといけない、みたいな空気があった。
「プロジェクトが一段落したから」
とかいう理由で富士登頂を目指す連中などは、全然珍しくなかった。
自分は、あくまで自分であればいい。
周りに流される必要などない。
たにぐちさんの連休は、実家でゆったりと過ごすのが一番。
それを自信を持って誇りと思えばいいのに、あまりの周りの空気が暑苦しさが
あたかも自分が遅れた人間であるかのような錯覚にすら陥れたものである。
しかし御嶽山の一件で、改めてはっきりした。
自分を見失ってはならない。
静かに暮らして、いつもと変わらぬ連休明けを迎えることも、あるべき社会人の姿の1つであろう。
2014年10月05日 20時06分|ブログ|コメント(0)