依然としてなくならないのは、「インターネット」というのは1つの会社だという認識である。
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山田さん(仮名)は通販などを通じて、A社~E社の計5社メールマガジンを受け取っている。
ただし、山田さん(仮名)には自分にメールを送ってきているのが5社などという意識はない。
漠然と
ということである。
しかし、その後もB~E社からは引き続きメールマガジンが届き続ける。
山田さん(仮名)の意識はもう、被害者そのものである。
山田さん(仮名)はついに、"インターネット"を相手にクレームを上げ始める。
標的はたまたま目についたB社のメールマガジンに記載された電話番号。
B社の担当者はワケが分からないまま平謝り、自分の力の及ぶ範囲で自社からのメールマガジンを停止した。
しかしここでも、山田さん(仮名)の意識は
その後もC~E社のメールマガジンは届き続ける。
では、次なる山田さん(仮名)の標的は、たまたま目についたC社の連絡先だろうか。
残念ながら、すでにメモ帳に控えてあるB社の電話番号である。
このあと、B社はいわれのないクレームでまさに炎上する。
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インターネットというものを、日常生活に即して「例え話」をしてやりたいのだが、なかなかいい例えが浮かんでこない。
実はびっくりするくらい「社会そのもの」なんだけども、そんなこと言っても誰も納得しないだろう。
それぞれが好き勝手やってる、ということである。
たにぐちさんの頭の中では「都会の商店街」みたいなものがしっくりくる。
路上ライブをやっている人がいる(個人ブログ/YouTuber)
露店商がいる(個人ショップ)
大型のショッピングモールもある(Amazon/楽天など)
それぞれが、それぞれの思惑でビラをまいてもいる(スパマー)
などなど。
しかし、これで伝わるものかな。
2015年06月09日 12時42分|ブログ,社会人のための情報リテラシー|コメント(0)