少々清潔でない話であるので、その手のお話に楽しみを見いだせない方は退室を願いたい。
いまどき、退室とか言うんだろうか。
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たにぐちさんという人物が、美容というものに何ら頓着がない点については、ご承知の通り。
頭髪の処理は、いまも昔もごくごく普通の床屋さんにお願いしている。
まだ名古屋に住んでいた頃のこと。
KATOさんといっただろうか。
大須の片隅にあるお店に通っていた。
万松寺商店街のスギ薬局のある交差点を南側に曲がるとすぐである。
このお店では、最後の仕上げに「耳洗潔」というものをやってくれる。
(いまもやってるかは不明)
メントール系の薬品を染み込ませた綿棒で耳の奥をマッサージしてくれるのである。
アレがなんともいえない爽快感を与えてくれる。
アレを純粋に買うと結構なお値段になるので、なにか代替案はないものかと、時折思い出したように悩んでいた。
それはもう、何ヶ月かに数分間という次元の悩みである。
このたび、この悩みに一つのソリューションを見出すことができた。
ウチの大学風に言うと「ソルーション」と言ってもいい。
それは、この時期のビジネスマンはデスクに常備しているであろう、洗顔ペーパーである。
これをちょいと耳かきに巻きつけたうえで、耳の穴をガサゴソしてみるとどうだ。
いや、本家「耳洗潔」を体験したのがもう、かれこれ6年前のこと。
なにが「コレだっ!」という感じだが、十分な爽快感は得られた。
洗顔ペーパーを耳に突っ込むという行為の危険性はやや問われるかもしれない。
しかし、洗顔ペーパーが洗顔ペーパーである以上、いくらか成分が目に入ることは想像に難くない。
そう思えば、耳に突っ込むくらい、どうということはなかろう。
もっとも、ここまで書いておいてなんだが、この手段が本当に安いソリューションなのかは若干検証が必要かもしれない。
洗顔ペーパーを3つくらいにカットして使うなど、工夫がいるように思われる。
この日記は、KATOさんのことを思い出すことができたことに、価値を見出すこととしようではないか。
2015年06月03日 23時51分|ブログ|コメント(0)