お客様から、NASが読めないという持ち込み。
調べるとメーカー出荷時はRAID0の製品で、案の定そのまま運用されていた。
日頃のたにぐちさんであれば、この時点でサジを投げる。
のだけども、壊れた片系のディスクは少し遅れて認識できることがわかった。
これはもう、かねてから恐ろしくて到底できないと踏んでいた
「よそのパソコンでRAIDを再構築」
という荒技に挑戦する絶好のチャンスである。
もっとも簡素で参考になったサイトは下記。
どぶお/Linuxで遊ぼう!/RAIDをちょこっと使う – BioKids Wiki
下記コマンドでRAIDドライバを読み込む
下記コマンドでアレイを構築するディスクに「あたり」をつける
※「あたり」をつけるという曖昧な記述をしているのは、たにぐちさんがデバイス番号の読み方についてスキルを保有していないため。
つまり、2つのHDDを接続して起動をかけると、たにぐちさんの場合はどちらがどちらのHDDか識別できない。
これを回避するため、たにぐちさんは起動時は1つのHDDで行い、残り1つをあとから接続して出現するものを2つ目として識別している。
viで/etc/mdadm/mdadm.confを開き、下記記述を追記
下記コマンドで起動させることのできるアレイを検出
下記コマンドで起動するアレイをmdadm.confに追記
下記コマンドでアレイを起動
下記コマンドでNASの共有パーティション(どうせサイズが一番大きいパーティション)をマウントする。
2015年08月01日 07時55分|ブログ|コメント(0)