ここを見てくれるような方々は、「筆ぐるめ」というアプリケーションをご存じのことと思う。
一般家庭のエンドユーザ向けのパソコンを買うとたいていプリインストールされており、極めて広く使われている。
今回はこの筆ぐるめに関するトラブルで、次のようなものである。
・壊れたパソコンから住所録データを抽出
・新パソコンの筆ぐるめから取り込みをしようとするも、筆ぐるめがフリーズしてしまう
・が、エクスプローラから直接ダブルクリックして取り込んでやると、その瞬間は開く
・それを閉じて、再び開こうとするとやはり開かない
これはファイルが壊れたものと判断。
とはいえ、目の前に住所録データがあるのは間違いなく、上記3番目の開いた瞬間を狙って汎用的な形式に変換をかけるのが今回の狙いである。
しかし、次の問題が発生する。
・変換をかけようとしてファイルに関連するメニューを開くが、日頃はあるはずの「別形式保存」というメニューが存在しない
・それどころか下記の3つのメニューしか存在しない
上書き保存
印刷
終了
一件だけではあるが、各方面のQ&Aのサイトに同様の事例が報告されている。
この事例について、打開策をまとめておく。
・前述のとおり、問題の住所録をエクスプローラからダブルクリックで開く
※このとき、筆ぐるめは「いったん住所録を取り込んで表示する」という動きをする
・画面左上の[住所録]アイコンをクリックする
→パソコンに保存されている住所録が一覧で表示される
・一覧から、問題の住所録を探し出して右クリックする
→この瞬間のみ「別形式保存」のメニューが出現するので、すかさず他形式に保存する
※たにぐちさんはJアドレス形式を推奨する
・一覧から、問題の住所録を削除する
※置いといても開けないので
・上記で他形式に保存した住所録を取り込む
まるでファミコンのバグ技のようでもある。
ともあれ、参考まで。
2015年08月24日 08時37分|ブログ|コメント(0)