幼いころに習う文章の書き方、特に読点の打ち方に関する教育のお話。
「は」「が」「を」など助詞が来たらとにかく打てばいい、みたいな習い方をしたと記憶している。
当時の文部省も先生方も、子供たちに「シンプルな尺度」のようなものを与えたかったのだろうと思っており、その気持ち自体には十分理解を示しているつもりである。
今となっては、その尺度で文章を書いていてはうっとうしいばかりであることを、薄々感じているのは言うまでもない。
そのうえで目上の人が打つメールなどを見ていると、あの幼いころに習った尺度で文章を打ってるんだろうなと思う局面が多々ある。
上記文章を、その尺度で打ち直すと次のようになる。
「オレが取引先なら、こんな文章を書き続けてなぜか自信満々な御社に金は出せないぞ」
そう言ってやりたい。
2017年12月25日 22時31分|ブログ|コメント(0)