お客様の言葉をそっくりそのまま申し上げると、
大手通信事業者であるN社代理店営業は次のように営業をかけているらしい。
「光にしないと、電話が繋がらなくなりますよ?」
電話が繋がらなくなる…恐ろしい。
とまぁ、銀河の歴史にまた一人、N代理店営業に脅されてご契約のお客さまがご来店。
プロバイダは不明。
N社代理店営業から受注の連絡を受けたNの職員が初期設定を行ったのだが、
いっこうにネットが見えないという。
お持ち込みいただいたパソコンを起動するとダイヤルアップ接続の認証画面が表示される。
フレッツ光なのに、これが出るということは非ルータ型のモデム(CTU)が設置されたというのか?
おかしいのはもう1つ。
認証画面にユーザIDとパスワードが入力されていないのである。
お客様にこれを打てというのか。
何かおかしいと思い、お客様から営業さんの携帯に電話していただいて会話させていただくことにした。
すると営業は逆ギレをはじめる。
・自分は今日休みだ
・お客様一人ひとりの家にどんなモデムが設置されたかなど知るはずもない
・あなた(オレ)はさっきから随分となれなれしいが
私とあなた(オレ)は友達ではない。
あなた(オレ)はいったいどこの誰なのか
…
…
…
どうすればいいんだろう。
あまり緊張させてもアレなのでフレンドリーに接してみたつもりなんだが、完全に逆効果だ。
営業の逆ギレは止まらない。
大変申し訳ない、ゆっくり休んでくれと言って電話を切っても、何度でもかけ直してくる。
もう手がつけられないので、お客様には着信拒否設定をしていただき、お客様先で直接対処することとする。
お客さんに着信拒否してもらうとか、ありえんだろう…。
お客様のご自宅の状況はこうである。
・光のルータタイプのモデム(CTU)が設置されている。
・設定画面を開くと、IDもパスワードも設定済み
・が、ステータスは「接続中」となっていない
接続ボタンを押すと、インターネットへの疎通は可能となった。
設定をした人間は、「確認」という作業を行ったのだろうか。
そういえばさっきの営業、いや、
「殺気の営業」
と呼ぶことにしよう。
彼はこんなことを言っていた。
昨今、お客様から
「パソコンが起動したらすぐに繋がるようにならないのか」
という要望が多く寄せられる。
これに応えるために、パソコンにPPPoEの設定をするようになっている。
CTUにPPPoEの設定をし、
パソコンにもPPPoEの設定をすることで、
より確実に繋ごう
ってことなのか?
設定が煩雑になるだけだろう…。
ネットに繋ぐ役割はCTU、あとはDHCPに任せればいいじゃないか。
なぞ過ぎる。
お客さん、完全に被害者だよなぁ。
2011年12月23日 21時22分|ブログ|コメント(0)